特許は役にたつのか January 29, 2007
January 29, 2007
「特許は役に立つのですか」・・という質問をある青年実業家から突きつけられた。IT関連の仕事をしている人であるが、自社技術つき特許出願をしたのだが、特許で守られている実感がない。
まだ、出願しただけであるから、先願権を確保したのみで、実感は湧くはずはないであろう。特許というと、他人の活動を協力に制限できるというイメージがあるらしい。
そこで、特許や知財のビジネスでの活用方法等を教え、知財戦略の必要性を説明した。
知財をどのように役立たせるのか・・・それを考えるのが経営者の仕事である。特許(知財)は役に立つのか? あまりにも率直な質問だったので、面食らったが、皆さんもこの問いにきちんと答えられますか。
自社の戦略をきちんと考えていないと、教科書的な答えになってしまいます。知財で何をするのか、しようとしているのか、考えてみましょう。